レベルメーター(読み)れべるめーたー(その他表記)level meter

日本大百科全書(ニッポニカ) 「レベルメーター」の意味・わかりやすい解説

レベルメーター
れべるめーたー
level meter
level indicator

一般に、ある物理量のレベルを測定する計器をさしていうが、種々のものがこの名でよばれている。レベル計という場合もある。

 代表的なものは、電子回路の交流信号レベルを測定するレベルメーターである。これは、電流電圧電力のレベルを基準値と比較するもので、通常デシベルdBで表す。そのもっとも著名なものにVUメーター音量計)があるが、指示騒音計sound level meterなどもある。

 また、ある容器内の液体のレベル(液位、液面)を測定する液面計もレベルメーターとよばれている。差圧レベル計、静電容量レベル計、超音波レベル計などがある。

 そのほか、公害振動の大きさなどを定量化して指示する振動レベル計のようなものもある。

[山崎修快]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む