静電容量(読み)セイデンヨウリョウ

デジタル大辞泉 「静電容量」の意味・読み・例文・類語

せいでん‐ようりょう〔‐ヨウリヤウ〕【静電容量】

導体コンデンサーなどが、どれくらい電荷を蓄えられるかを表す量。二つの導体の電位、またはコンデンサーの両端電位差単位量だけ上げるのに必要な電荷として定義される。単位ファラド。静電容量電圧の積が蓄えられた電荷の総量となる。電気容量キャパシタンス

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精選版 日本国語大辞典 「静電容量」の意味・読み・例文・類語

せいでん‐ようりょう‥ヨウリャウ【静電容量】

  1. 〘 名詞 〙 絶縁された導体の電位、またはコンデンサーの両極の電位差を単位量だけ高めるのに要する電気量。MKSA単位はファラッド。キャパシタンス。電気容量。〔電気訳語集(1893)〕

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百科事典マイペディア 「静電容量」の意味・わかりやすい解説

静電容量【せいでんようりょう】

電気容量,キャパシタンスとも。導体やコンデンサーの蓄電力を表す定数。絶縁された導体に電荷Qを与えると電位がVだけ増加するならばQ/Vをその導体の静電容量という。またはコンデンサーの両極板に+Q,−Qの電荷を与えたとき両極板の電位差がVならばQ/Vが静電容量。SI組立単位はファラド
→関連項目共振回路マイクロホン容量

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改訂新版 世界大百科事典 「静電容量」の意味・わかりやすい解説

静電容量 (せいでんようりょう)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「静電容量」の意味・わかりやすい解説

静電容量
せいでんようりょう

キャパシタンス

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「静電容量」の意味・わかりやすい解説

静電容量
せいでんようりょう

電気容量」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の静電容量の言及

【電気容量】より

…静電容量ともいう。コンデンサー,または単独の導体が,電荷を蓄える能力を表す量。…

※「静電容量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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