レラントスの戦(読み)レラントスのたたかい

改訂新版 世界大百科事典 「レラントスの戦」の意味・わかりやすい解説

レラントスの戦 (レラントスのたたかい)

前8世紀末,エウボイアの二大ポリスであるカルキスエレトリアが,レラントスLēlantos平野の領有を争って起こした戦争。カルキス側にはサモス,エリュトライ,コリントス,スパルタ,テッサリアなどが,エレトリア側にはミレトス,キオス,メガラなどが加勢したことが推定される。この戦いはカルキスの勝利に終わったが,トゥキュディデスによれば,ギリシアを二分して行われた,はじめての陸上における戦争であった。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 前沢

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む