改訂新版 世界大百科事典 「エレトリア」の意味・わかりやすい解説
エレトリア
Eretria
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
ギリシアのエウボイア島の中南部にあったポリス。早くから栄え,植民活動も行った。前700年頃北隣のカルキスと,レラントス平野の領有をめぐって争い,またペルシア戦争の発端となったイオニアの反乱に援軍を送ったため,前490年ペルシアの大軍の攻撃を受けた。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
…主要都市カルキスChalkis(Khalkís)では,冶金・セメント・繊維工業が行われている。古代に島はおのおの独立の7ポリスに分かれ,カルキスとエレトリアがその中でも最強であった。両ポリスは他のギリシアのポリスに先がけて海上に進出し,前800年ころにはシリアのアル・ミナに通商基地を創設した。…
…前8世紀末,エウボイアの二大ポリスであるカルキスとエレトリアが,レラントスLēlantos平野の領有を争って起こした戦争。カルキス側にはサモス,エリュトライ,コリントス,スパルタ,テッサリアなどが,エレトリア側にはミレトス,キオス,メガラなどが加勢したことが推定される。…
※「エレトリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」