ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レンチウ油田」の意味・わかりやすい解説 レンチウ(任丘)油田レンチウゆでんRenqiu youtian 中国華北地方,ホーペイ (河北) 省中部,パイヤンティン (白洋淀) 湖の南方にある油田。ツァンチョウ (滄州) 地区レンチウ市を中心とする。古生代の地層に賦存するといわれる。テンチン (天津) 市にあるターカン (大港) 油田と合せて,ホワペイ (華北) 油田とも呼ぶ。 1975年地質調査を始め,76年から本格的に開発された。原油はペキン (北京) 市とツァンチョウ市にパイプラインで送られ,ツァンチョウ市からはさらに華東地方のナンキン (南京) 市にパイプラインが通じている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by