普及版 字通 「レン・ねる・やく」の読み・字形・画数・意味
人名用漢字 13画
[字訓] ねる・やく
[説文解字]
[字形] 形声
声符は柬(かん)。柬に(練)・(錬)(れん)の声がある。〔説文〕十上に「金を鑠治(しやくち)するなり」とあり、銷のことをいう。柬は(ふくろ)(東)の中にものを入れる形。(黒)・(薫)などはその字形に従う。
[訓義]
1. ねる、とかす。
2. やく、やいてきたえる。
3. 錬と通用する。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 冶金なり、の字なり 〔名義抄〕・ ネル・カネキタフ・カネネル・ネヤス・カナシル・ヌク・ミカク 刀ノサキ
[語系]
・・・lianは同声。みな水や火を以て、糸や金属類を練治することをいう字である。
[熟語]
気▶・金▶・句▶・指▶・字▶・酒▶・習▶・性▶・石▶・丹▶・養▶・▶
[下接語]
修・精・洗・鍛
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報