レーニー湖(読み)レーニーこ(その他表記)Rainy Lake

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レーニー湖」の意味・わかりやすい解説

レーニー湖
レーニーこ
Rainy Lake

アメリカ合衆国ミネソタ州カナダオンタリオ州との境界にある湖。面積 910km2。 500をこえる島々が点在し,湖岸カナダ楯状地の特徴を示し,複雑で湾が深い。 1688年フランスの探検家 J.ノイオンが到達した。湖からはレーニー川が流出して西方ウッズ湖に注ぎ,沿岸に水力発電所木材工業などが立地。南岸ではパルプの生産が盛ん。付近にはいくつかのインディアン指定居留地がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android