ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「レーベルク」の意味・わかりやすい解説
レーベルク
Rehberg, August Wilhelm
[没]1836.8.10. ゲッティンゲン
ドイツの政治評論家。ゲッティンゲン大学で医学と国家学を修めた。 1792年以来ハノーバー選帝侯の枢密文書庁に勤め,政治評論に活躍。イギリス憲法を理想とする立場からフランス革命を批判。またイギリスのジェントリーに模してドイツの貴族社会を近代化すべきことを説き,19世紀初期の保守主義や歴史学派法学に影響を与えた。主著『フランス革命の研究』 Untersuchungen über die französische Revolution (1793) ,『ドイツ貴族について』 Über den deutschen Adel (1803) 。
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