ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アラウンパヤー」の意味・わかりやすい解説
アラウンパヤー
Alaungpaya
[没]1760. アユタヤ
ビルマ,コンバウン朝の創始者 (在位 1752~60) 。この王朝は彼の名にちなんでアラウンパヤー朝ともいう。ビルマ南部のモン族が 1752年にタウングー朝の王都アバを占領したとき,その 80kmほど北のシュエボウ地方の首領であった彼は自衛軍を組織してモン族を撃退した。彼はやがて国王に迎えられ,南進を開始して 57年にはペグーを陥落させ,モン族を完全に鎮圧した。タイのアユタヤを包囲し,攻撃を開始する直前に大砲の砲身爆発による負傷がもとで死去した。
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