普及版 字通 の解説
18画
[字訓] どぶろく・にごりざけ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(りよう)。〔説文〕十四下に「汁滓(じふさい)の酒なり」とあり、一宿熟の酒をいう。(れい)も一宿熟の酒であるが、薄味のものである。
[訓義]
1. どぶろく、にごりざけ。
2. さけ。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 汁滓雜(まじ)はりたる酒なり。古、一夜酒と云ふ。滓るの酒を謂ふなり。古佐介(こさけ)〔名義抄〕 ニゴリザケ・モロミ・カスコメ・コク・モソロ 〔字鏡集〕 サカホガヒ・モソロ・ニゴリザケ・コク・カスコメ・モロミ・カスザケ・サケ
[熟語]
饌▶・膳▶・俎▶・肉▶・糒▶・米▶・薬▶・▶
[下接語]
家・甘・・桂・献・玄・香・山・時・酒・秋・春・醇・漱・村・濁・澄・濃・白・糒・縹・芳
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報