薄味(読み)ウスアジ

精選版 日本国語大辞典 「薄味」の意味・読み・例文・類語

うす‐あじ‥あぢ【薄味・淡味】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うすい味つけ。あっさりした味つけ。
    1. [初出の実例]「たぐり湯葉をたっぷり薄味で煮て」(出典:湯葉(1960)〈芝木好子〉)
  3. 物事に深い趣が感じられないこと。
    1. [初出の実例]「大劇場の薄味(ウスアヂ)雰囲気を拒否して、見頃帝劇でコクのある演技に」(出典:通学物語(1941)〈渋沢秀雄〉帝劇今昔)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む