ロサデリマ(その他表記)Rosa de Lima

改訂新版 世界大百科事典 「ロサデリマ」の意味・わかりやすい解説

ロサ・デ・リマ
Rosa de Lima
生没年:1586-1617

ペルーリマ生れの聖女。美しい容姿のゆえにロサ(〈バラ〉の意)と呼ばれていたのが堅信礼名となった。幼いころから信仰にあつく,ドミニコ会第三会員として修道生活を送った。祈りと瞑想にふけり,キリストの苦悩みずからに課して,肉体的苦業を重ね,エクスタシーのなかで神の啓示に触れた。1671年に教皇により,アメリカ生れとしては初めて聖人に列せられ,リマ,ペルー,アメリカ,フィリピン守護聖人と認められた。祝日は8月30日。
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関連語 友枝

367日誕生日大事典 「ロサデリマ」の解説

ロサ・デ・リマ

生年月日:1586年4月20日
ペルーの聖女
1617年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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