ロシアのテロ対策

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ロシアのテロ対策

ロシアではソ連崩壊直前の1991年11月、南部チェチェン共和国が独立を宣言。その後、ロシアからの独立を目指す武装勢力とロシア軍など治安部隊衝突が続き、ロシア軍は94年と99年の2度、軍事進攻した。武装勢力は129人が犠牲となったモスクワ劇場占拠事件(2002年)、児童ら330人以上が死亡した北オセチア共和国の学校占拠事件(04年)などを実行。2000年代半ば以降、チェチェン共和国の治安は改善し、ロシア国家テロ対策委員会は09年に対テロ作戦終了を宣言したが、過激派組織「イスラム国」(IS)など新たな脅威への対策を強化している。(共同)

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