ロシュの限界(その他表記)Roche's limit

法則の辞典 「ロシュの限界」の解説

ロシュの限界【Roche's limit】

近接連星惑星衛星などの系において,主星の潮汐作用に抗して伴星や衛星が安定な平衡状態に存在できるためには,ある最小限界が存在し,これより外側ならば安定軌道を描くが,内側に入ると大きな潮汐作用のため破壊されてしまう.この限界をロシュの限界という.主星の半径密度をそれぞれ rp,ρp,伴星の密度を ρs とし,両天体の距離を R としたとき,平衡条件を保つためには R は次の式を満足しなければならない.

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最新 地学事典 「ロシュの限界」の解説

ロシュのげんかい
ロシュの限界

Roche limit

惑星のまわりを回る衛星がある距離以内に近づくと,惑星が衛星に及ぼす潮汐力によって,衛星が粉々に砕けてしまう限界。衛星が中心惑星と同一密度ならば,この限界は中心惑星の半径の2.44倍である。フランスの天体力学者E.A.Roché(1820~83)が見いだした。

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