ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロスラン」の意味・わかりやすい解説
ロスラン
Roslin, Alexander
[没]1793.7.5. フランス,パリ
スウェーデンに生まれ,フランスで活躍した画家。1745年にドイツのバイロイト,1747年からイタリアを回って 1752年以後パリに定住し,1753年フランスのアカデミー会員となった。肖像画を得意とし,衣服の微妙な材質感を巧みに表現する一方,上流階級のモデルを皮肉な調子で描いた。主要作品『画家ブーシェ』(1760,ベルサイユ美術館),『扇の婦人』(1768,スウェーデン国立美術館)。
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