現代外国人名録2016 「ロバートゲーツ」の解説
ロバート ゲーツ
Robert Michael Gates
- 職業・肩書
- ウィリアム・アンド・メアリー大学総長 元米国国防長官,元米国中央情報局(CIA)長官
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1943年9月25日
- 出生地
- カンザス州ウィチタ
- 学歴
- ウィリアム・アンド・メアリー大学〔1965年〕卒,インディア大学大学院(ロシア史)〔1966年〕修士課程修了
- 学位
- 博士号(ジョージタウン大学)〔1976年〕
- 経歴
- 米国空軍勤務を経て、1966年から中央情報局(CIA)に勤務、ソ連情報の分析や軍縮にかかわる。’76年ロシア・ソビエト史の研究でジョージタウン大学から博士号取得。同年ホワイトハウスの国家安全保障会議(NCS)スタッフに任命され、ニクソン、フォード、カーター各大統領の補佐官として働いた。’80年CIAに戻り、’86年副長官。’87年レーガン大統領からCIA長官に指名されたが、イラン・コントラ事件とのかかわりを指摘され議会の承認を得られなかった。’89年ブッシュ大統領の国家安全保障問題担当次席補佐官となり、パナマ進攻、リベリア内戦、湾岸危機などで活躍。’91年11月〜’93年1月CIA長官。対ソ分析の第一人者で、ゴルバチョフ政権の先行き不安に警鐘を鳴らした。2002〜2006年テキサスA&M大学長。2006年12月イラク戦争後の情勢停滞の責任を取って辞任したラムズフェルドの後任として共和党のブッシュJr.大統領により指名され、国防長官に就任。2007年イラクに対する米軍増派戦略を成功に導いた。2009年1月発足のオバマ政権でも国防長官に留任。2011年7月辞任。2012年より母校のウィリアム・アンド・メアリー大学総長。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報