精選版 日本国語大辞典「警鐘」の解説
けい‐しょう【警鐘】
〘名〙
※星巖集‐丙集(1837)余燼集・火災紀事八首「烈燄須臾欲レ満レ城、爆声相和警鐘声」
② (比喩的に用いられて) 警告となるもの。いましめ。
※南国記(1910)〈竹越与三郎〉一「此租借地の外に日本人の出づるや、支那人は警鐘を乱打して、世界に訴へんとす」
③ 初期の市街電車の運転台の下にあった装置で、前方の人に電車が近づくことを知らせた鐘。
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