20世紀西洋人名事典 「ロベルトコッホ」の解説
ロベルト コッホ
Robert Koch
1843.12.11 - 1910.5.27
ドイツの細菌学者。
伝染病研究所所長。
クラウスタール生まれ。
1862年ゲッテンゲン大学に入学。’66年医博となる。’72年開業し、その傍ら顕微鏡的研究を行う。’80年ベルリンの帝国衛生院研究員となる。’82年結核菌を発見。’84年コレラ菌を発見。’85年ベルリン大学衛生学教授。’90年ツベルクリンを発表。’91年伝染病研究所所長。1905年ノーベル医学生理学賞受賞。菌の培養法など細菌学の手法を創始すると共に細菌の病原性確認のため「コッホの三原則」を確立し、細菌学の基礎を作った。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報