現代外国人名録2016 「ローレンススキャッデン」の解説
ローレンス スキャッデン
Lawrence Scadden
- 職業・肩書
- 元米国電子情報技術諮問委員会委員長
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1939年
- 出生地
- カリフォルニア州
- 専門
- IT技術の障害者対応
- 学歴
- レッドランド大学(政治学)卒,パシフィック大学大学院(実験心理学)〔1968年〕修士課程修了
- 学位
- 博士号〔1971年〕
- 経歴
- 5歳の時に事故で失明するが、科学や技術に対する興味を失わず、アマチュア無縁などを楽しむ。1968年実験心理学の修士号を取得後、サンフランシスコのパシフィック・メディカル・センターに入所。政府機関などで視聴覚障害を克服する技術応用の研究に取り組む。のち米国電子情報技術諮問委員会委員長に就任。この間、一貫してITに対する障害者の権利を保障する法律の整備に取り組み、技術基準作りの中心となって活躍。2001年に施行された障害者が使えないようなIT機器などの政府調達を原則として禁止するリハビリテーション法508条策定の中心的人物。1999年その業績を讃え、“障害のある生徒のための科学教育に卓越した教員へのローレンス・スキャッデン年間賞”が設けられた。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報