法則の辞典 の解説 ワイゼッカー‐ウィリアムズの方法【Weizsäcker-Williams method】 二つの粒子の衝突の場合,それぞれの静止エネルギーよりも相対的運動エネルギーがはるかに大きくなっていると,制動放射(Bremsstrahlung)が放出されるが,このエネルギーを求める方法.一方の粒子を静止したものと仮定すると,他方の粒子は仮想的な光子の集合と等価であり,静止した粒子によってこれらの光子の集合が散乱(コンプトン散乱*)を受けるものとして計算される. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報