わたつみ

精選版 日本国語大辞典 「わたつみ」の意味・読み・例文・類語

わた‐つ‐み

  1. 〘 名詞 〙 ( 「つ」は「の」の意の古い格助詞。「海つ霊(み)」の意。後世は「わたづみ」「わだづみ」「わだつみ」とも )
  2. ( 海神 ) 海の神。その地方地方の海、雨、水をつかさどるといわれる。海神。わたつみのかみ。海(わた)の神。
    1. [初出の実例]「少童、此れをば和多都美(ワタツミ)と云ふ」(出典日本書紀(720)神代上)
  3. ( 海の神がいる所の意から転じて ) 海。海原
    1. [初出の実例]「渡津海(わたつみ)豊旗雲に入日さし今夜の月夜さやけかりこそ」(出典:万葉集(8C後)一・一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む