デジタル大辞泉 「ワディダウカ」の意味・読み・例文・類語 ワディ‐ダウカ(Wadi Dawkah) アラビア半島南部にある涸かれ谷。サラーラと首都マスカットを結ぶ幹線道路沿いの町スムライトの南に位置する。谷筋に乳香の木が自生し、紀元前3000年頃から重要な産地として知られた。アルバリード、ホールルーリ、シスルなど、乳香交易で栄えた古代都市の遺跡とともに、2000年に「乳香の土地」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。現在はワディダウカ乳香公園として公開されている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例