わやく者(読み)ワヤクモノ

デジタル大辞泉 「わやく者」の意味・読み・例文・類語

わやく‐もの【わやく者】

無法者。また、いたずらっ子。
「近き在所子供にて…里一番の―」〈浄・柏崎

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精選版 日本国語大辞典 「わやく者」の意味・読み・例文・類語

わやく‐もの【わやく者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. わやくじん(━人)日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「わやくものこそ世には多けれ もろこしの人参なとは稀にして〈重頼〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一五)
  3. わんぱくな子ども。いたずらっ子。だだっ子。
    1. [初出の実例]「近き在所の子共にて〈略〉、里一番のわやく者」(出典:浄瑠璃・柏崎(1698頃)三)

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