20世紀西洋人名事典 「ワルワーラブブノーワ」の解説
ワルワーラ ブブノーワ
Varvara Dmitrievna Bubnova
1886.5.5.(1887.説,17.説あり) - 1983.3.28
ソ連の画家。
ペテルブルグ(後のレニングラード)生まれ。
十月革命後、「レフ」グループの画家として活動。1922年妹アンナの招きで来日。早稲田大学、東京外国語大学でロシア語を教えながら、各種版画を学び、二科会、マヴォ、三科展に出品。多くの挿絵によってプーシキンを日本に紹介した。又マルシャークの「森は生きている」、パウストフスキーの絵本「あなぐまのはな」を描いた。棟方志功ら多くの文人と交友。’58年帰国。グルジア共和国功労美術家の称号を受けた。日本国勲四等宝冠章受章。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報