ワーカホリック（読み）わーかほりっく（その他表記）workaholic

デジタル大辞泉

ワーカホリック（workaholic）

《work（仕事）とalcoholic（アルコール中毒）との合成語》家庭や自分の健康をなおざりにしてまで、仕事をやりすぎる状態。また、その人。働きすぎの人。仕事中毒。1970年代に米国の作家オーツによって作られた語。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ワーカホリック

1. 〘 名詞 〙 ( [英語] workaholic work （仕事）と alcoholic （アルコール中毒）の合成語 )[ 異表記 ] ワークホリック 働きすぎの人、また、仕事だけが生き甲斐の人をいう語。仕事中毒。一九七〇年代にアメリカの作家オーツによって造られた。
   1. [初出の実例]「働き中毒(ワーク・ホリック)じゃないですか」(出典：紳士同盟（1979）〈小林信彦〉一)

出典　精選版 日本国語大辞典

知恵蔵mini

ワーカホリック

私生活をなおざりにしてまで仕事に打ち込んでしまう状態のこと。仕事中毒。work(仕事)とalcoholic(アルコール中毒)の合成語で、1970年代に米国の作家ウェイン・オーツによって作られた。仕事から離れることに罪悪感や不安を強く感じる状態であり、仕事依存症と言われることもある。具体的には、残業・休日出勤など長時間の労働を行う、家に仕事を持ち帰る、仕事以外にすることがないと感じる、仕事を他人に任せられないといった状態が現れる。ワーカホリックの自覚がないまま過剰に労働し、心身を害する、友人・家族などとの人間関係を損なうといった弊害をもたらすことがある。

(2016-5-26)

出典　朝日新聞出版