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アウタルキー経済 アウタルキーけいざいautarchy economy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アウタルキー経済
アウタルキーけいざい
autarchy economy

一国内において原料,食料など必要資源を確保し,生産物を自国内で消費しつくす自給自足的な経済圏,あるいはそのような経済圏を目指す経済政策をいう。古くは商品経済発生以前の原始共同体でみられた。 1929~33年の世界恐慌後,アメリカイギリスフランスなど先進資本主義諸国が,こぞって関税障壁などの防衛手段をもって自国の産業の保護をはかり,植民地,半植民地を含めた形での自給自足の体制を強化しようとした。これに対して植民地をもたないドイツイタリアなどは,「広域経済」の概念をもった集団的,地域的アウタルキー経済の形成をはかろうと,先進諸国の既成の経済圏に進出した。 (→ブロック経済 )

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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