関税障壁(読み)かんぜいしょうへき(英語表記)tariff barriers

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

関税障壁
かんぜいしょうへき
tariff barriers

関税による輸入抑制効果をいう。関税は国内の産業を保護するための手段の一つとして,外国製品に通関時に課税することであるが,こうした関税の存在は,外国製品の価格を引き上げることになるので輸入が抑制され,国際貿易を阻害する要因と考えられている。一方,関税によらない輸入抑制措置を非関税障壁 (NTB) というが,代表的なものとして,輸入数量割り当て,各国に特有な基準認証制度,輸入手続き,商慣行などがあげられる。

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デジタル大辞泉の解説

かんぜい‐しょうへき〔クワンゼイシヤウヘキ〕【関税障壁】

国内産業の保護・育成目的で、他国商品の流入を制限するために関税を新たに設けたり、高率にしたりすること。

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大辞林 第三版の解説

かんぜいしょうへき【関税障壁】

輸入品にかけられる関税が国内産業に有利に働き、輸出者に対しては障壁となること。

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精選版 日本国語大辞典の解説

かんぜい‐しょうへき クヮンゼイシャウヘキ【関税障壁】

〘名〙 関税率の引き上げが、国内産業を保護する障壁のような効果を発揮して、外国商品の輸入が制約を受けること。〔現代術語辞典(1931)〕

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世界大百科事典内の関税障壁の言及

【国際経済法】より

…輸出規制としては,戦略的目的からする輸出規制(たとえば,アメリカの輸出管理法による対ソ輸出規制)及び経済的目的からする輸出規制(日本の対米輸出規制)がありうる。輸入規制はきわめて多岐にわたるが,関税障壁と非関税障壁とに大別することができる。非関税障壁としては,輸入数量制限,輸入カルテル,ダンピング規制,相殺関税,政府調達の規制など多種多様なものがあげられる。…

※「関税障壁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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