アショフ結節(読み)アショフけっせつ(その他表記)Aschoff nodule

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アショフ結節」の意味・わかりやすい解説

アショフ結節
アショフけっせつ
Aschoff nodule

アショフ体,あるいはリウマチ結節ともいう。リウマチ熱の際に心筋にみられる重要な病変で,ドイツの病理学者 K.アショフ (1866~1942) が初めて記載した。心筋線維から遊離した「アショフ細胞」といわれる細胞が出てきて,粟粒大の結節状の病変が関節心肺,大動脈などに形成される。この結節は時間の経過とともに消失し,小さい線維巣となる。慢性関節リウマチ患者の皮下組織に現れる皮下結節 (リウマトイド結節) とは別のものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む