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アッケシソウ(厚岸草) アッケシソウ Salicornia herbacea; glasswort

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アッケシソウ(厚岸草)
アッケシソウ
Salicornia herbacea; glasswort

アカザ科の一年草。満潮時に海水がさしてくるような砂地に生育する。高さ 15~30cm,葉を欠き,茎は深緑色であるが秋には濃い赤色になる。茎からは多くの枝が対生し,その枝には多数の節を生じる。

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世界大百科事典 第2版の解説

アッケシソウ【アッケシソウ(厚岸草) Salicornia europaea L.】

ユーラシアの寒帯に広く分布するアカザ科の一年生海岸植物イラスト)。芽立ちは鮮緑色だが,秋には茎が赤く色づく性質がある。河口などの塩分の多い泥地に大きな群落をつくり,真っ赤に色づいた群落は美しく人目を引く。茎は高さ10~35cm。よく分枝し,枝は細長い棒形で多肉質である。葉は著しく退化しており,対生する1対の葉が高さ0.6mm程度の膜状の筒に変形している。筒状の葉が棒形の茎に並ぶ様子は甲殻類の脚の関節を思わせ,イギリスではcrab‐grassの名がある。

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世界大百科事典内のアッケシソウ(厚岸草)の言及

【厚岸湾】より

…厚岸湖は面積約32km2の塩湖で,カキの養殖などが行われている。湖の西部に連なる牡蠣(かき)島は,天然のカキ殻などが堆積したもので,アッケシソウ,ウミミドリなどの塩性植物群落として天然記念物に指定されているが,地盤沈降や水質汚濁などのため湖岸部を除けば,ほとんど見られなくなった。湾口にある大黒島は周囲6km,最高点103mの段丘面が広がり,周囲は急崖で海鳥の繁殖地として天然記念物に指定されている。…

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