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アビニョン演劇祭 アビニョンえんげきさいAvignon Festival

2件 の用語解説(アビニョン演劇祭の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アビニョン演劇祭
アビニョンえんげきさい
Avignon Festival

フランス南部の小都市アビニョンで毎夏開催される大規模な演劇祭。 J.ビラールによって 1947年創設され,パリの劇場街に通う人々とは異なる観客層の発掘が目指された。創設後たちまちヨーロッパを代表する演劇祭に成長。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

アビニョン演劇祭

1947年、フランスの俳優で演出家の故ジャン・ビラール氏の提案で生まれた世界最大級の舞台芸術の夏の祭典。66回目を迎えた今年は7月28日までの3週間、現代演劇や舞踏など計36作品が正式招待され、経済危機環境問題を主題とする作品が目立った。これと並行し、アビニョン市内の小劇場や街頭で上演される自主参加型の作品は1100を超え、その約1割は日本を含む外国からの参加だった。

(2012-08-14 朝日新聞 朝刊 2外報)

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世界大百科事典内のアビニョン演劇祭の言及

【演劇祭】より

…19世紀末からの南フランスのオランジュの楽劇祭など古いものもあるが,多くは第2次大戦後に始まった。その先鞭をつけたのが,J.ビラールによる毎夏の南フランスのアビニョン演劇祭(1947以降)とイギリスのエジンバラ芸術祭(1947以降)で,現在最も大規模で国際的にも成果をあげている。その後,欧米各地で多くは夏季に,古い町の野外,古城,寺院などを利用し行われている。…

【ビラール】より

…次いで仲間とともに〈七人座〉を創立,初演出(1943)のストリンドベリ《死の舞踏》は一部の注目を集めたが,若手演出家の名声を決定的にしたのは1945年のT.S.エリオット《寺院の殺人》で,その年の批評家賞を獲得した。47年に開始されたアビニョン演劇祭は野外劇の歴史上画期的な事件であり,演劇を大衆に奉仕するものたらしめようとする彼の意図の具体化でもある。教皇宮殿の中庭に3000人を超える客席と舞台を設け,シェークスピア,コルネイユ,ブレヒトなどの大戯曲を選び,装飾的な装置を廃し,照明と音楽の効果的利用により,舞台表現をテキストと俳優の演技に集約するその方法は,圧倒的な迫力をもたらした。…

【野外劇】より

…これは上記の保存的上演とははっきりと意味を異にするものであり,そこには,今日の演劇に失われた〈祝祭〉的エネルギーを過去の演劇形態からくみなおして,現代演劇活性化の糧にしようという積極的な意図が読みとれる。50年代~60年代に,星空と微風のもと白光に照らされて繰り広げられたアビニョン演劇祭の野外劇は,たしかに秀逸した舞台成果をあげていた。また,パリ西郊バンセンヌの森の旧弾薬莢製造所跡の大空間に陣どり活動を続けるアリアーヌ・ムヌーシュキンと〈太陽劇団〉の祝祭的舞台は,野外劇方式の屋内への適用として注目される。…

※「アビニョン演劇祭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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