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演劇祭 えんげきさい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

演劇祭
えんげきさい

内外演劇の振興あるいは国際交流事業の一環として,一定期間,特定の地域で開かれる催し。世界的に著名なものは,イギリスエディンバラ音楽演劇祭フランスアビニョン演劇祭やパリで催される政府主催のテアトル・デ・ナシオン (世界演劇祭) など。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

演劇祭

様々な集団が参加して定期的に開かれる演劇の祭典。規模の大きい国際フェスティバルとしては、フランスのアビニョン演劇祭、英国のエディンバラ芸術祭、オーストラリアのアデレード・フェスティバルなどが有名。日本でも、1982年に日本国際舞台芸術研究所の主催で富山県利賀(とが)村で始まった国際演劇祭利賀フェスティバル(99年が最終回)が刺激となって演劇祭の機運が盛り上がり、東京国際芸術祭(88年〜92年は東京国際演劇祭、95年〜2001年は東京国際舞台芸術フェスティバル、現名称は02年から)などが開催されるようになった。

(扇田昭彦 演劇評論家 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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世界大百科事典 第2版の解説

えんげきさい【演劇祭】

周期的に一定期間行われる演劇のフェスティバル(祭典)。歴史的には古代ギリシアにおけるディオニュソス神に捧げる演劇祭(ディオニュシア祭)なども含まれるが,一般には近年とくに欧米を中心に開かれている演劇のための年中行事を指す。19世紀末からの南フランスのオランジュの楽劇祭など古いものもあるが,多くは第2次大戦後に始まった。その先鞭をつけたのが,J.ビラールによる毎夏の南フランスのアビニョン演劇祭(1947以降)とイギリスのエジンバラ芸術祭(1947以降)で,現在最も大規模で国際的にも成果をあげている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

演劇祭
えんげきさい

一定期間、一定の場所にたくさんの演劇を集めて上演する催しで、その多くは周期的に開催される。演劇の自由で華麗な表現形式、それに演劇が本来もっている集団的、祭祀(さいし)的な性格を生かして行われる文化活動で、その規模は、国家的、国際的なものから、学校や職場などが主催する小規模なものまである。古くは、古代ギリシアにおける演劇の上演も、ディオニソス神に捧(ささ)げる年に一度3日間行われる国家的行事の演劇祭であったし、中世の宗教劇や謝肉祭劇、日本における猿楽(さるがく)、田楽(でんがく)、延年(えんねん)などの芸能も神仏への祈願奉納の演劇祭だったといえる。近代ヨーロッパでも、宗教劇や野外劇を中心に年中行事として行われることも多く、おもに夏季の野外、風光明媚(めいび)な観光地、古い町の城や宮殿や大聖堂などが、その場所に選ばれてきた。とくに第二次世界大戦後に盛んになり、たとえばフランスでは1947年にジャン・ビラールが始めたアビニョンの演劇祭は成功した例で、いまなお続き、演劇の民衆化を促進する力となっている。57年に国際演劇協会(ITI)の発議により生まれた世界諸国演劇祭(テアトル・デ・ナシオン)は、パリで開催され、演劇の国際交流のみならず、演劇芸術の探求、さらには演劇のもつ根源的なエネルギーの回復に役だっている。そのほかナンシー演劇祭をはじめ、ヨーロッパの各地では毎年相当数の演劇祭が施行されている。日本では1946年(昭和21)に発足した文部省(現文部科学省)主催の芸術祭演劇部門が、毎年秋に開催されている(68年からは文化庁主催)。なお、1982年夏には、早稲田(わせだ)小劇場主宰者鈴木忠志(ただし)が創立した国際舞台芸術研究所の主催で、日本で初めての世界演劇祭が富山県利賀(とが)村(現、南砺(なんと)市)で開かれ、アメリカ、インド、イギリスなど6か国10劇団が参加した。これらの演劇祭は、単なる祭典にとどまらず、いわゆる近代的な劇場を拒否して、新しい現代の演劇の場を求め、新しい演技法などを追求する実験的な傾向が強く現れている。[加藤新吉]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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