コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

アメリカジガバチ あめりかじがばち

1件 の用語解説(アメリカジガバチの意味・用語解説を検索)

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

アメリカジガバチ
あめりかじがばち
[学]Sceliphron caementarium

昆虫綱膜翅(まくし)目アナバチ科に属するハチ。体長20~25ミリメートル。腹柄(ふくへい)を含む体は黒色で、橙黄(とうこう)色の斑紋(はんもん)を有し、はねは茶色に曇るジガバチの仲間である。本種は北アメリカが原産地であるが、現在ではオーストラリアやヨーロッパにまで分布を広げた。日本には1945年(昭和20)に侵入し、関東から関西の太平洋側および北陸地方の一部に局地的に定着している。巣は近縁の普通種キゴシジガバチS. madraspatanumと同様、泥でたこ壺(つぼ)型の幼虫室をつくり、カニグモを狩り、幼虫の食料として蓄える。[須田博久]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のアメリカジガバチの言及

【ジガバチ(似我蜂)】より

Ammophila属は青虫を狩るが,近縁のSceliphron属はクモ類を狩る。腹柄と胸部,肢に黄紋をもち,泥で巣をつくるキゴシジガバチS.madraspatanum,1946年東京付近に侵入し土着したアメリカジガバチS.caementariumなどがこの属のものである。また体が黒く青藍色の光沢があり,竹筒や木の穴に巣をつくる近縁のルリジガバチChalybion japonicumはクモを狩る。…

※「アメリカジガバチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone