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アリエ県 アリエAllier

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

アリエ〔県〕
アリエ
Allier

フランス中部,オーベルニュ地域 (レジオン) の県。マシフサントラル (中央山地) 北縁にある。県都ムーラン。旧ブルボネ州。ほぼ中央をアリエ川が南から北に貫流,これと並行するシェール川が西部を流れ,北東部はロアール川に限られ,これらの間を東西方向に運河が横切っている。アリエ川とロアール川の間はソローニュブルボネーズと呼ばれる湿地帯。 19世紀なかばから干拓,土地改良が行われ,現在はアリエ川に灌漑される穀物と牧草の耕地となっている。その南部はマドレーヌ山地 (1031m) の西斜面で冬の寒さはきびしい。アリエ川西方,支流シウル川との間は牧畜の盛んなリマーニュブルボネーズ地方。さらに西側は牧畜が行われるほか,モンリュソンとコマントリの間に小炭鉱があり,かつてはベリ地方から運河で運ばれてくる鉄鉱石と結びついた鉄鋼業も発達した。しかし現在は金属,ガラス,窯業,ゴムなどの工業は衰退ぎみ。県南部のビシーはフランスで最も有名な湯治場で,第2次世界大戦中は,ペタン元帥のフランス政府があった (1940~44) 。面積 7340km2。人口 35万 7710 (1990) 。

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