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アリステアスの手紙 アリステアスのてがみLetter of Aristeas

世界大百科事典 第2版の解説

アリステアスのてがみ【アリステアスの手紙 Letter of Aristeas】

旧約聖書外典(プロテスタント教会では〈偽典〉)の一書で,コイネー(古代ギリシアの共通語)による書簡体を模した文学的虚構。プトレマイオス2世フィラデルフォスの宮廷人アリステアスが兄弟に書き送った形をとり,《七十人訳聖書》の律法部分の翻訳成立事情を記すほか,エルサレム見聞記,饗宴の席での王と翻訳者との質疑応答などをとおしてユダヤ人の優秀性を誇示する。前2世紀の作。【左近 淑】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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