左近(読み)サコン

精選版 日本国語大辞典 「左近」の意味・読み・例文・類語

さ‐こん【左近】

  1. 〘 名詞 〙
  2. さこんえふ(左近衛府)」の略。⇔右近
    1. [初出の実例]「左近一射手、戴雪不晴」(出典本朝文粋(1060頃)一・観射寄左親衛将軍〈村上天皇〉)
  3. さこん(左近)の桜」の略。
    1. [初出の実例]「春左近夏は右近が匂ふ也」(出典:雑俳・柳多留‐二八(1799))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む