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プトレマイオス2世フィラデルフォス プトレマイオスにせいフィラデルフォスPtolemaios II Philadelphos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

プトレマイオス2世フィラデルフォス
プトレマイオスにせいフィラデルフォス
Ptolemaios II Philadelphos

[生]前308. コス島
[没]前246
プトレマイオス朝 2代目の王 (在位前 285~246) 。プトレマイオス1世ソテルの子。愛妹王 (フィラデルフォス) とも呼ばれる。初め父と共同統治を行なった。即位後は主として外交政策によって小アジア,シリア,エーゲ海方面に領土を広げたほか,ローマ,エチオピア,アラビアとも関係をもった。軍人としては必ずしも成功せず,クレモニダエア戦争,第2次シリア戦争では敗北。内政面では全国土の農業,手工芸の組織化,計画経済化を行なった。また妻で妹のアルシノエ2世とともに,みずから神格化されることを要求し,初めてギリシア・ローマ世界に帝王崇拝を持込んだ。一方アレクサンドリアの文化活動はますます盛んとなり,ヘレニズム文化の全盛時代を迎え,著名な学者やカリマコステオクリトスらの詩人がアレクサンドリアに集った。そこでは哲学や文学ばかりでなく,自然科学も研究され,諸国から珍しい動植物がもたらされたという。

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