アンティゴニシュ運動(読み)アンティゴニシュうんどう

改訂新版 世界大百科事典 「アンティゴニシュ運動」の意味・わかりやすい解説

アンティゴニシュ運動 (アンティゴニシュうんどう)

1920年代から30年代にかけて,カナダのノバ・スコシア州で盛んとなった生活改善運動。農民,漁民,労働者の経済状況を改善するために地域ごとに生活協同組合を設立し,それを核としての成人教育を通じて自助を促進しようとした。1920年代,沿海諸州が州権の主張を行ったその一環として生まれたもので,物質的向上と共に精神的向上も目指したことが注目される。アンティゴニシュAntigonishは地名で,ハリファクスの北東約180kmにあり,この運動の指導者を輩出した聖フランシス・ザビエル大学の所在地である。
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