アーリマン(その他表記)Ahriman

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アーリマン」の意味・わかりやすい解説

アーリマン
Ahriman

ゾロアスター教の神。暗黒と破壊の神,古くはアングラ・マインユという。光明と善の神アフラ・マズダを破壊しようとするが,そのすぐれた勇気と絶対性におじけづき,暗闇で対抗物の悪魔をつくった。アフラ・マズダからの和平の呼びかけも拒否し長い間両者は戦うが,結局アーリマンが悪とともに敗北する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「アーリマン」の解説

アーリマン
Ahriman

ゾロアスター教における悪神。善神アフラ・マズダーと対立。元来,破壊霊を意味し,死,破壊,罪業,悪を代表する神で,イスラーム期以前のイランにおいてシャイターン(サタン)の役割を果たした。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「アーリマン」の解説

アーリマン
Ahriman

ゾロアスター教の悪神
アングラ−マイニン(暗黒の精)のこと。最高神アフラ−マズダ(善と光の神)に対決するもの。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む