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アールヤバタ

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百科事典マイペディアの解説

アールヤバタ

インドの数学者,天文学者。一次不定方程式三角法を研究,円周率を3.1416と計算,また地球の自転を唱えた。

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世界大百科事典 第2版の解説

アールヤバタ【Āryabhaṭa】

476‐?
インド東部,ビハール州の州都パータリプトラ(現,パトナ)で活躍した天文・数学者。その著書《アールヤバティーヤ》(499)は,著者の確定できるインド最古の独立した精密科学書であり,インド古典天文学・数学の出発点となっている。この書は全4章121の二行詩から成る。第1章には簡潔な独自の記数法によって天文常数が与えられている。第2章では数学を論じ,第3章と第4章ではそれぞれ暦法と天文学について語る。暦法と天文学にはギリシアの影響が顕著である。

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世界大百科事典内のアールヤバタの言及

【インド数学】より

…ユークリッドの《ストイケイア》の影響がインドではっきり認められるのは,カマラーカラの天文学書(1658)が最も早く,またサンスクリットへの翻訳はジャガンナータの《レーカーガニタ(線の数学)》(1730年代)が最初と思われる。 狭義のガニタに属する現存最古の文献は,アールヤバタ著《アールヤバティーヤ》(499)の一章をなす〈ガニタパーダ〉である。これは冒頭の帰命偈とそれに続く32詩節から成り,十進法位取り表記における各位の名称(1詩節),平方,開平方,立方,開立方の基本演算(4詩節),図形に関する数学(17詩節),数量に関する数学(11詩節)という構成になっている。…

【インド天文学】より

…インドではバビロニアの天文学は十分理解されず,主流になることもなかったが,興味深いことに,20世紀はじめまで南インドに伝えられていた〈バーキャ〉と呼ばれる一種の月の位置表はバビロニア天文学の理論と数値をそのまま踏襲している。499年にアールヤバタが著した《アールヤバティーヤ》によって数世紀にわたるギリシア天文学の吸収とインド化の時代は終わり,インド内部での独自の歴史が始まる。ただしインド天文学がギリシア系であるという場合注意しなければならないのは,そのギリシア的要素がプトレマイオス(後2世紀)によって完成されたものではなく,それ以前のものであるということである。…

【円周率】より

…アルキメデスは円に内接および外接する正96角形の周を計算してを示し,πの小数点以下第2位までの正確な値を理論的に導いた。5世紀ころには,πの近似値としてインドのアールヤバタĀryabhaṭaは3.1416を,中国の祖沖之は22/7や355/113を得ている。16世紀には,ルドルフS.von Rudorff(1540‐1610)はπの近似値を小数点以下第35位まで計算し,フランスのF.ビエトは次に示すような公式を得た(図)。…

※「アールヤバタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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