イボガエル(読み)いぼがえる

  • いぼがえる / 疣蛙

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

両生綱無尾目に属するカエルのうち、体表にいぼ状の皮膚隆起のある種の俗称。ツチガエルをさす場合が多いが、地方によってはヒキガエルの呼び名としても用いられる。イボガエルの名に付随して、手を触れると、腫(は)れ物ができるなどの言い伝えがある。ヒキガエルの皮膚腺(せん)からの分泌物は有毒であるが、手で握った程度では分泌されない。また、ツチガエルの場合は、皮膚の独特のにおいが手に移るのを嫌ったための言い伝えと思われる。

[倉本 満]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のイボガエルの言及

【ツチガエル(土蛙)】より

…日本で俗にイボガエルとも呼ばれるアカガエル科のカエル(イラスト)。本州,四国,九州,屋久島,朝鮮半島に分布し,小川,池,水田や少し汚れた溝にもふつうに見られるが,じみな体色であまり目だたない。…

※「イボガエル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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