インテルサット恒久協定(読み)インテルサットこうきゅうきょうてい(英語表記)Agreement Relating to the International Telecommunications Satellite Organization

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インテルサット恒久協定」の意味・わかりやすい解説

インテルサット恒久協定
インテルサットこうきゅうきょうてい
Agreement Relating to the International Telecommunications Satellite Organization

国際電気通信衛星機構 (インテルサット) を恒久的制度として確立するための協定。 1973年2月に成立した。インテルサットは,赤道上の静止軌道に打ち上げた通信衛星と,その追跡管制を受け持つ設備所有・運用し,各国地上局の利用に供して国際電気通信業務を拡充するための政府間国際機構で,64年8月以来,暫定制度として存続していたが,執行・管理権の平等,地域衛星打ち上げ権などの問題で,アメリカ日欧の間に対立があり,交渉が行なわれていた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android