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インド・ネパール通商・通過条約 インドネパールつうしょうつうかじょうやく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

インド・ネパール通商・通過条約
インドネパールつうしょうつうかじょうやく

インドとネパール間の貿易,さらにネパールが第三国との貿易でインドを通過する際の規則を定めた条約。 1950年の締結後,60年,71年,78年,91年と改定された。ネパールを市場として取込みたいインドと,国家の自立性を確保したいネパールとの駆引き,中国を含む3国間の安全保障問題などがからみ,内容は改定のたびに変化した。 89年3月に条約の改定交渉が難航し,一時的に失効したため,ネパールは経済封鎖状態におかれた。しかし,90年6月には両国の関係は正常化し 91年の改定では,貿易地点 22ヵ所と通過輸送ルート 15ヵ所,貿易条件の相互優遇,ネパールへのカルカッタ港の施設供与などが定められた。さらに 95年両首脳の会談により,ムンバイ (ボンベイ) とカンドラの2港の開放と,条約改定協議の継続が決った。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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