法則の辞典 の解説
ウィグナーの位相空間分布関数【Wigner's phase space distribution function】
この難点を克服するために,ウィグナーは量子統計力学的な平均値が古典統計力学の分布関数となるような関数の存在を示した.量子統計力学における密度行列 ρ(q′,q)から導かれた

のことをウィグナーの位相空間分布関数という.
貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...