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量子統計 りょうしとうけい

世界大百科事典 第2版の解説

りょうしとうけい【量子統計】

統計力学とは,熱力学的対象の力学構造を知ることにより,その熱力学を決めていく学問であるが,対象となる系の力学構造が本質的に量子力学である場合の統計力学量子統計力学quantum statical mechanicsといい,量子統計力学で用いられる統計的手法を量子統計と呼ぶ。 物理量fの熱力学的観測値は,古典統計力学では,対象となる系の力学状態を表す位相空間内でのfの平均値にすり代えられる。これがエルゴード定理である(エルゴード理論)。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

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