ウリ オルレブ(英語表記)Uri Orlev

現代外国人名録2016 「ウリ オルレブ」の解説

ウリ オルレブ
Uri Orlev

職業・肩書
児童文学作家

国籍
イスラエル

生年月日
1931年

出生地
ポーランド・ワルシャワ

学歴
ヘブライ大学

受賞
モーデシャイ・バーンスタイン賞「壁のむこうの街」,国際アンゼルセン賞〔1996年〕

経歴
ユダヤ人だったため、第二次大戦中8歳から10歳までをワルシャワのゲットーやポーランド人区に隠れ住む。母の死後、捕えられベルゲン・ベルゼン強制収容所で2年近く過ごした。1945年秋イスラエルに渡り、キブツ(集団農場)で働く。大学卒業後、ラジオやテレビの子供番組を制作。’56年ホロコーストの体験を「鉛の兵隊」として発表。’81年「壁のむこうの街」は米国、オランダ、ドイツでも受賞するなど各国で高い評価を受ける。他の著書にワルシャワ・ゲットー蜂起を描いた「壁のむこうから来た男」(’90年)や、「砂のゲーム―ぼくと弟のホロコースト」(’96年)、「遠い親せき」(’96年)、「走れ、走って逃げろ」(2001年)など。1997年来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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