エオニズム

デジタル大辞泉 「エオニズム」の意味・読み・例文・類語

エオニズム(eonism)

異性服装を好むこと。42歳以降、女装で通した18世紀のフランスの外交官エオン=ド=ボーモンにちなむ称。

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精選版 日本国語大辞典 「エオニズム」の意味・読み・例文・類語

エオニズム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] eonism ) 性的倒錯の一つ男性で女装を好むもの。そういう嗜好のあった一八世紀のフランスの外交官エオン‐ド‐ボーモンの名による。

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世界大百科事典(旧版)内のエオニズムの言及

【ボーモン】より

…後に同じく〈女装の騎士〉としてジョージ3世治下のイギリスに全権委任大使として赴任(1762),ルイ15世没後は,8年の帰仏時を除いてはロンドンにとどまったが,女装のまま当代最高といわれた剣術家サン・ジョルジュ騎士le chevalier de Saint‐Georgesと決闘するなどの逸話を残した。42歳から80歳までを女装で過ごした彼を,イギリスの性心理学者H.H.エリスはトランスベスティズム(服装倒錯)の典型とみなし,以来異装趣味はエオニズムeonismとも称される。【種村 季弘】。…

※「エオニズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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