デジタル大辞泉 「エトワール」の意味・読み・例文・類語 エトワール(〈フランス〉étoile) 1 星。2 花形スター。特に、パリオペラ座バレエ団で、最高位の踊り手のこと。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「エトワール」の意味・読み・例文・類語 エトワール 〘 名詞 〙 ( [フランス語] étoile 「星」の意 )[ 異表記 ] エトアール 花形俳優。人気者。スター。[初出の実例]「二三年たって日本へ帰れば、君の名は新しい芸術界の星(エトワール)だ」(出典:ふらんす物語(1909)〈永井荷風〉再会) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
知恵蔵 「エトワール」の解説 エトワール 多くのバレエ団では階級制が敷かれている。国によって呼称が違うが、大雑把にいうと、主役を踊るダンサーたちを英語では一般にプリンシパル(フランスでは男性はプルミエ・ダンスール[premier danseur]、女性はプルミエール・ダンスーズ[premi(e)re danseuse])、それに準ずる脇役としてソロやパ・ド・トロワなどを踊るダンサーたちをソリスト(パリ・オペラ座ではシュジェ[sujet])、それ以外のダンサーたちをコール・ド・バレエという(コールは「隊」の意)。パリ・オペラ座ではプリンシパルの中でも特に花形ダンサーだけがエトワール(星)という階級に属する。また一般に、女性プリンシパルをプリマ・バレリーナ(prima ballerina)と呼ぶこともある(プリマドンナとは呼ばない)。プリンシパルとソリストをまとめてソリストと呼ぶカンパニーも少なくない。ちなみにバレリーナという呼称も、トップ・クラスの女性ダンサーのみを指す呼称である。 (鈴木晶 舞踊評論家 / 2008年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報