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エピソーム episome

翻訳|episome

大辞林 第三版の解説

エピソーム【episome】

細菌の細胞内に存在する染色体外性の遺伝因子。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

百科事典マイペディアの解説

エピソーム

遺伝因子の一種で,染色体に組み込まれて増殖する場合と,染色体から離れて細胞質内で自律的に増殖する場合との二つの状態をとり得るもの。大腸菌の性決定因子,細菌の抗生物質コリシン生産因子,溶原性ファージなどがこの例。
→関連項目プラスミド

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世界大百科事典内のエピソームの言及

【プラスミド】より

…プラスミドには多くの種類が見いだされており,細菌の間を伝達するF因子,R因子,コリシン因子などのほか,自力では伝達できない因子も種々見いだされている。プラスミドのうち細胞宿主の染色体の上に挿入されて染色体といっしょに行動する特殊なものをエピソームepisomeと呼んでいる。この性質は接合や導入による遺伝子転移,遺伝子の組換えの実験に応用され,さらに,遺伝子を組み換えたプラスミドを介して,異なる生物種間で遺伝子の転移ができるようになり,遺伝子クローニングをはじめとする遺伝子工学への発展を導いた。…

※「エピソーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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