結晶構造解析の正しさ,解析の進みぐあい,または結晶構造に対して仮定したモデルの信頼度を表す目安.記号R.単体格子内の独立な原子の構造パラメーター(位置,温度因子など)を用いて計算した各反射の構造因子をFc(hkl),実測値をFo(hkl)とすると,
で定義される.和は独立な反射について行う.現在,最小二乗法などで構造パラメーターを精密化すると,R因子は0.10以下になるのが普通である.0.1以下ならばほぼ信頼できる解析結果が得られたと考えてよい.しかし,R因子は構造パラメーターの精度と直接関連させることはできない.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...