R因子(読み)アールインシ

関連語 FC

化学辞典 第2版 「R因子」の解説

R因子
アルインシ
R-factor, reliability factor, discrepancy index

結晶構造解析の正しさ,解析の進みぐあい,または結晶構造に対して仮定したモデルの信頼度を表す目安.記号R.単体格子内の独立原子の構造パラメーター(位置,温度因子など)を用いて計算した各反射構造因子Fc(hkl),実測値をFo(hkl)とすると,

で定義される.和は独立な反射について行う.現在,最小二乗法などで構造パラメーターを精密化すると,R因子は0.10以下になるのが普通である.0.1以下ならばほぼ信頼できる解析結果が得られたと考えてよい.しかし,R因子は構造パラメーターの精度と直接関連させることはできない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む