オカピ保護区(読み)オカピほごく[コンゴみんしゅきょうわこく](その他表記)Okapi Wildlife Reserve

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オカピ保護区」の意味・わかりやすい解説

オカピ保護区[コンゴ民主共和国]
オカピほごく[コンゴみんしゅきょうわこく]
Okapi Wildlife Reserve

コンゴ民主共和国北東部,オリエンタル州イトゥリのエプル川沿岸の森林地帯にあるオカピ保護区。面積 1万3726km2。20世紀になって発見されたオカピは熱帯雨林の奥深くに生息し,その生態はいまだに不明な点が多い。全アフリカに生息する約 3万頭のオカピのうち約 5000頭が保護区内に生息する。豊かな植生の森ではオカピをはじめとするさまざまな動物,鳥類が観察できるが,特に霊長類種類が多い。保護区内ではムブティ族 (ピグミー) が狩猟生活を営む。1996年世界遺産自然遺産に登録。

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